裏千家茶道教室KANZA 茶道講師の池田でございます。
この度、内閣府のプロジェクト「歩こうアメリカ、語ろうニッポン」の団員の一名に選考され、アメリカ テキサス州のダラス、カリフォルニア州のロサンゼルス・サンフランシスコを公式訪問して参りました。
~サンフランシスコ~
【Consul General of San Francisco at Official Residence】
人生二度目の総領事公邸を訪問させて頂きました。
霧の都 サンフランシスコとは言われますが、私達を歓迎しているかのように澄み切っていて、公邸内からのゴールデンゲートブリッジも綺麗に見れました。
山田総領事と大島大使より、歴史の教科書に出てくるような貴重な体験談を伺うことが出来て、私にとってはまるで想像もしたことないようなとても視野の広がるお話でした。第一線でご活躍されている方々のお話しを聞いて、ニュースで見る情報だけが真実とは限らない事を実感し、情報化社会の今、自分で判断する能力を高めれるよう感性を磨くべきだなぁと思いました。
【Meeting with Vice Mayor of Chico】
北カリフォルニアに位置し、サンフランシスコ市内より4時間30分程の時間をかけてチコ市を訪問し、チコ副市長とお会いしました。
途中休憩のスーパーマーケットで、着物姿の私を見て、チコに30年間住んでいるという女性が話かけてきて、幸いにもチコ市の日本人や茶道事情など現地の生の声を聞くことが出来ました。
【Event and Reception at California State University, Chico】
カルフォルニア大学のチコ校の訪問はとても興味深く、私にとっても勉強になる訪問でした。
セントラルシティから離れているからか、聴衆の反応も様々だったかのようにも思えました。
交流会の中でも核心をつくような話題や質問が寄せられたり、都心から離れているからこそのローカル感にも触れる事が出来て、早朝からの長距離移動の疲れをはるかに上回るものが得られたように感じました。
山田総領事をはじめ、日本総領事館の皆様のご支援の元、サンフランシスコでも様々な経験をさせて頂きました。
団長の大島大使、官邸の方、他の団員のお二人、そして随行スタッフのお人柄にもとても恵まれ、訪米中はチームワークが良かったから長距離移動中も楽しく、一生涯の宝となるような貴重な経験をさせて頂きました。
深く感謝し申し上げます。
また今回のプロジェクトでの渡米経験は、学校茶道(ラ・サール学園茶道部)に従事している私にとって、今後の日本を背負う若い世代に日本文化を象徴する茶道をどのように発信していくか、今一度深く考え直す良い機会となりました。
有難いことに、その一端を担う職業に自分自身がいることに、改めて強い使命感を感じております。
お世話になりました皆様、本当にありがとうございました!
(歩こうアメリカ語ろうニッポン 第二団メンバー)